道新選書47 獄中メモは問う 作文教育が罪にされた時代

定価
1,426  (本体 1,296円+税)
佐竹 直子 著
判型・頁数 四六判、237頁
ISBN 978-4-89453-761-3
発売日 2014年12月6日

1940(昭和15)年、綴方指導に熱心な北海道の教員が、治安維持法違反容疑で大勢逮捕された「北海道綴方教育連盟事件」。当事者が残した「獄中メモ」をきっかけに、遺族・関係者の取材を重ね、思想弾圧の実像に迫ったルポ。三浦綾子「銃口」のモチーフとなった事件で何が行われたのか、埋もれた歴史の真実を洗い出す。新聞連載は2015年日本ジャーナリスト会議賞を受賞。
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この本のレビュー

  • よくぞ掘り起こした真実

    2016/04/03 投稿者:七助 おすすめレベル:★★★★★

    著者は道新の記者。地道なフットワークを生かして埋もれかけていた金鉱脈を発見した。わが目を疑うばかりの人権弾圧の実態。目を逸らしたいが、逸らしてはいけない歴史上の事実。
    「ものを言えぬ国民をつくる」ために時の国家権力は何をどうしたか。現代に生きる我々に突きつける重いテーマでもある。
    国家権力はその気になれば「火の無いところにも煙を立てる」ことができるのだ。空恐ろしくなった。平易な叙述が有難かった。